蒸しタオル法
蒸しタオル法
蒸しタオル法は簡単にできて非常にリラックス効果の高い方法です。一人で手軽にできるために、ちょっとした疲労や、不調を軽減したい時にはうってつけです。
だれでも、お風呂などでタオルを頭に乗せたり、熱いおしぼりで顔を拭いたりしたことがあると思います。とても気持ちいいですね。
蒸しタオル法はそれをもっと積極的に使っていこうというものです。当てる場所や回数を工夫することによって、慣れてくると健康法として非常に優れたものになります。
さて、それでは具体的な作り方です。
作り方
蒸しタオルの作り方には色々ありますが、一番お手軽だと思われる方法を紹介します。
- まず、手ぬぐいサイズのタオルを用意します。
- そのタオルを水で濡らして、搾ります。
- それを、レンジで約40秒ほどチンします。
熱さの加減はいろいろ試してみて下さい。
熱ければ良いというわけでは、ありません。
気持ち良い熱さが一番です。
使用方法
さて、でき上がった蒸しタオルを身体の疲れていると思われる場所に直接当ててみましょう。
分からない方は、目に当ててみましょう。
- 目を閉じて、まぶたの上に火傷に注意しながら、直接当ててみましょう。
- 目の疲れている人には、とても気持ち良いものです。
その他に耳、お腹、背中、太股の裏側等、気持ちよい場所があるはずです。
いろいろ探して試してみて下さい。
応用方法
蒸しタオル法に慣れてきたら、タオルの当て方に変化を持たせてみて下さい。
- 目でも、両目をいっぺんにやるのでなく、片目ずつ試してみます。
- 慣れてくれば、左右で「より気持ち良い方」があるのに気付きます。
- 耳でもそうです、どちらかより気持ち良い方があります。
何故片方だけを当てるのか
- 人は、両目を均等に使っていません。
目の使い方にも癖があります。
左右の疲れ具合に差があるのに、左右同じように緩めても、左右差はなくなりません。
より疲れている方を緩めて、疲れ具合を均等にすることに意味があります。
注意点
蒸しタオルは冷めるところに意味があります。
- カイロなどで代用して、ずっと温めていると緩みすぎなどにより、かえってだるくなったり、疲れたりします。
温かさでいったん緩んだ筋肉や皮膚が次は締まってきます。
それでさっぱりします。
なにごともそうですが、やり過ぎはよくありません。
- 気持ち良い間にやめるのが一番です。
- 気持ち良いということは、身体に良いということです。
- 気持ち良くなくなってきたら、やめて下さい。
火傷にはくれぐれもご注意して下さい。